こっちむいて

さよならだけを伝えるつもりがありがとうと言う

椎茸とセロリ

昨日の夕飯は、椎茸のハンバーグだった。

夜の練習を終えて日付が変わる頃実家に着いた。とてもお腹が空いていたので実家の夕飯の余り物を出してもらった。昨日の椎茸は親戚からお土産で貰ったもので、人生3回目の美味しい椎茸だった。というのも、今年6月頃、とあるお店で椎茸のフライを食べてから、やっと椎茸の魅力に気づいたのである。その椎茸はふっくらしていて味にクセがなくて、ふわっとした優しい椎茸だった。昨日貰った椎茸も、ふっくらしていて味が良かった。これからの椎茸人生に益々期待。

 

昨日はもう一品のおかずがあった。牛肉と筍とセロリの炒め物である。

私は中学生の頃からこれが大好きで、これが食卓に登場するとついご飯を3杯くらい食べていた気がする。それほどに美味しいのだ。使っている食材は3種類、そのうちの1つのセロリがこれまたいい味を出すのである。セロリが嫌い、という人は多いのであろう。確かにちょっと臭みがあるかも。しかし、軽い塩味ベースの炒め物にセロリがめちゃくちゃ合う。セロリのおかげで香りから美味しい。天才。

 

一度美味しいと思った食べ物のことは、すぐには思い出せなくても舌がちゃんと覚えている。逆を言うと、美味しくないと思っていたものでも一度美味しいと感じれば、ずっと美味しく食べられるのである。

だから、あのこともこのことも、美味しい記憶に変えて一生もぐもぐしていきたいな、なんてね。

 

美味しい生活、は、まだまだ続く。